漫画家が主人公という事で気になっていた作品。

その漫画家が描く漫画は映画の中の世間的に酷評なんだけど、

現実的には絵が本当ものすごく上手い…


(設定上の菅田将暉さんの役の人物に)これだけの画力があるなら、

作風がダメでもコミカライズならば勝機はあるだろうに…

と思っていたら、

リアルをコミカライズして成功した。

みたいな映画だった。


面白いし、すごく引き込まれるし、

なにより作画がめちゃくちゃ好みで神様みたいに上手い。

(見るところそっち。)


それが、…


中盤で小栗旬さんがあんなことになってしまったあたりから怪しさを醸し出してきて…


結末は感想戦やりましょう的に観て欲しいけど、

全般通してちょっと時間配分おかしかったのかもなあ…

人物が誰一人として深掘りされずに終わったので、

(和解エンドはあるけど)

結果として印象が「それっぽい」だけだった映画で終わってしまいました。


でも本当、

画力神レベルの方の生原稿たくさん拝めた事も、

楽しさの一つだったのは間違いないです。

(江野スミ先生という方らしい)


出演者
菅田将暉
Fukase
高畑充希
中村獅童
小栗旬